スグルのブログ

心理戦~実験など体験してきたことをお伝えしていこうかな

ここだけの話にしてね  希少性の原理

昼食を食べようと ファミリーレストランに入り 目の前の席のおっさんが

ワンピースのニコ・ロビンが「いぎだいっ!」と涙を流しながら叫ぶシーンのTシャツ

を着ていた。なにやら必死に本を読んでいるので気になって 隙を見つけて覗きこんだ

ら 「医者が教える長生きのコツ」と言う本だった。

がしかしだ かなりのヘビースモーカーでコーラを何度もおかわりし フレンチフライ

をしこたま食べていた。 なあ・・字が読めないんだったら 誰かに読んでもらえよ。

 

「ここだけの話何だけど・・・」から始まる会話

秘密を共有した時のようなワクワク気分が味わえるように切り出されると

親密性を感じるようになる。

「あなたにだけ特別ですよー」「他言禁止です!」など信用してるように

話しかけることで以前までの関係より親密性を高めることができる。

 

人は秘密を打ち明けられると自尊心がくすぐられ さらに秘密を共有してもらえた

様な発言により好奇心も湧き 強い関心を持つようになる。

 

営業でも 恋愛でも通用する難易度の低いテクニックではあるが

多様は禁物である。希少性こそが最大の影響力を持つテクニックなので

多用されると逆に信用を失う。

 

それこそ すぐ秘密を話してしまう奴と思われたら誰も信じてくれなくなる。

ある程度 相手と距離が近づいていると認識してから使うのがいい。

特別扱いをして相手も気分を良くすること意識して使うといいだろう。

タイミングを間違えるな!

 

ここだけの話をメディアを使って発信する奴 みんなクズ

では 次回!

「気になるあいつ」になる為にはゼイガルニク効果を使え!


 

 

ドラマやアニメ マンガなど盛り上がってきた所で

「つづく」になってしまい 歯がゆい思いをしたことは多々あるだろう。

スポーツ中継の途中終了やこれからと言うときのCMチェンジは かなりキツイ。

 

この現象には 名称がある。

リトアニア出身の旧ソビエト連邦の心理学者ブルーマ・ツァイガルニクの名をとって

「ツァイガルニク効果」と言うが 呼びにくいので「ゼイガルニク効果」で良い 

以後ゼイガルニクと呼ぶ。

 

ゼイガルニク曰く人は終了した事は忘れやすく 途中の事は覚えてる心理的傾向を持つ

大事なところで途中で話を中断させることで相手に続きを知りたい欲求を与え

ストーリーに依存させる効果がある。「続きはWEBで」などサイトに誘導する手段とし

てよく目にするのではないだろうか?

 

ゼイガルニク効果を普段の会話でも使っていこう

相手の返事がはっきりしない時に「と言うと?」など先行の事柄に対し意味や解釈

を求める言葉を使うと、相手は、はっきり答えないと話が中断してしまうと

不安になり「YES」なのか「NO」なのかはっきり答えさせることができる。

誘導尋問であると理解して欲しい。それが通じない奴は話にならないと判断すべし!

 

LINEやメール、電話でも使うことで相手を呼び出したり、続きを気にさせるとこで

次回の連絡などアポも取りやすい。

例えば「続きは 飲みに行ったときにでも」

   「それでね・・えーと~ これは実際に見てもらったほうが説明しやすいや」

  

 

 

冒頭の下克上だが以後のブログで説明しよう・・・

(強引な終わり方だな信用失うぞオレ しかも大体わかるだろ・・・)

安いエサで引き寄せろ!ローボールテクニック

「いつもご苦労様 キャンディーあげるね」

営業先のおばちゃんにガリガリ君を袋から出され手渡される俺

戸惑った・・・だってキャンディーでもないし、冬なんですもの!

しかも勝手に袋に開けんな!強制かよ・・・

 

おばちゃんには悪気はなかっただろう、ただの天然ボケだ。

しかし、心理学的にある「ローボールテクニック」と言われる手法によく似ている。

 

大きな頼みごとをする前に小さな頼みごとをして、要求を飲ませていく

キャッチボールの際に取りにくい「ハイボール」を投げる前に「ローボール」を投げて

徐々に取りやすくさせる事から「ローボール テクニック」と呼ぶ。

 

スーパーのチラシやマクドナルドの低価格戦略は「ローボールテクニック」である。

 相手に高い要求を呑ませたいのなら まずはローボールを投げてみるべきだ!

 

ガリガリ君を気合で消費している最中に「お茶でいい?はいどーぞ」

キンキンに冷えているペットボトルの「おーいお茶」をキャップを取って出してきた。

おい・・ダイヤモンドダストをギリギリで耐えてんのに

オーロラエクスキューションはやりすぎだろ・・・死んじゃうよ~オレ・・